
全身用mqoセット 魚雷発射管パックが完成しました!今のところ問題はなさそうです。テストにご協力いただいた皆様、ありがとうございます!特に、藤宮さんには毎回、細かなチェックを頂いてありがたい限りです。
さて、全身mqoセットについては、『
たむたむす~る用追加衣装』となります。もちろん改造データで、modに当たります。目的は、全身にボーン操作によって歪まない、十分な頂点数とテクスチャを持った素材を用意することです。
たむたむす~るはソフトな素材をこねることに関しては非常に優秀です。ツールもそれに向いたツールで、イラストっぽい凹凸の少ない顔を加工するだけならトップクラスの加工スピードを持っているんじゃないかと私は思っております。素材もそれに向いた素材がたくさん用意されていますが、逆にハードな素材となると使えるパーツが非常に限られてきます。
私がよく使っているのは、甲冑の下腕の部分や脛、腰アーマーの裾部分です。こういったパーツは、ボーン(モデルを動かすための骨組み)に100%ウエイト、つまりボーンにそのまま追従する形になっています。この追加衣装は、その100%ウエイトのパーツを大量に提供する素材となっています。

素材の形は何でも良かったのですが、艦これ用にすぐ使える素材として作ってみたかったのと、前回の艤装パックで魚雷発射管の使い勝手の良さが評判良かったというのがあります。
それぞれの魚雷発射管は右図のような形でボーンに追従します。そして、発射管単位でメッシュ切り替えによる非表示が可能です(一部、メッシュが二つにわかれていますが)。全身mqoはポリゴンが多いので少し重いですが、メッシュ単位で不要な部分を非表示にすると、その分軽くなります。
指の部分には指輪がついています。ありそうでなかった素材で、今まではせいぜい甲冑や手袋の指のメッシュ利用で作るしかありませんでした。簡単な指輪ですが、指に比べるとポリゴンは多めだと思います。ただ、mqoの状態では位置調整が難しいので大まかな位置合わせしかしておらず、
たむたむす~る内での微調整が必要です。

また、メッシュ名を工夫して、5つのパーツに分けて着替えをできるようにしてあります。素材の特徴から、カスタム時にパーツが被りやすいので、上手く切り替えながら加工してください。振り分けは、上の図の色の着いた枠を参考にしてください。
全身mqoセットはよねぞんアップローダにて配布中です。導入については、readme.txtを必ずご覧ください。基本的に、cloth_gisott フォルダをフォルダごと \data\odf\Item フォルダ内にコピー。\data\Item フォルダの中にあるItemData.datを編集して、最後の行に必要な一文をコピーするだけです。
サンプルとして、画像のようなicpファイルが付属します。指輪の位置も、ざっと調整してあります。
ご質問、不具合の報告はこちらの記事へのコメントでどうぞ。
追記
魚雷管パック服を、たむ式メーカーと
Metasequoiaにて整列したものを衣装アップローダに投稿しました。今回初めてたむ式メーカーを加工に使いましたが、思った以上にすんなり動きました。整列という面倒な作業は
Metasequoiaでも大変ですが、
たむたむす~るで加工するよりは遥かに速く仕上がったと思います。
たむ式メーカー作者さんに感謝!
We love
たむたむす~る.
問題点
・手首追従パーツがあったほうがよかった。思ったより回転ボーンの軸が腕とずれている。
・ポリゴンが左右対称になってない。
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